遊びが育てる子どものまなび ~楽しそう!と心が動く。それが学びのはじまり~

本当の"学び"
いつだって 「楽しそう!」 から始まると考えます。

大人がどんなにいい教材を用意しても、
ワクワクしないと、心は動きません。

だからここのわではまず、
「楽しそう!」と思える環境や仕掛け を大事にしています。

心が動いた瞬間に、子どものスイッチが入るからです。

■ 勉強しなさい、と言われるほど動けなくなる理由
正直、大人でもそうじゃないですか?
少なくとも、私はそうです。
人に強制されるほど、やる気がどこかへ…。

やりたいことは、
時間を忘れて続けられるし、勝手に深堀りしていきます。

でも「やらなきゃいけない」は、一気に重くなる。

子どもも同じ。
学びを育てるのは“やらされる”ではなく、“やりたい” なんですよね。

■ 遊びは「娯楽」じゃなくて“探求の入り口”
遊びはただのお楽しみ時間…ではありません。

すべての探求は遊びから始まると本気で思っています。

例えば、カードゲーム一つとっても
・HP計算 → 計算力
・カードの言葉を読む → 文字を読む力
・カードに書かれた意味を理解する → 文章読解力
・誰かと一緒にやる → コミュニケーション
・勝つための作戦を考える → 論理的思考
・負けた理由を考える → 振り返り力・内省
・次はこうしよう! → 改善力・試行錯誤

これ、完全に“勉強”なるものに繋がってますよね。
でも本人は学んでいる自覚ゼロ。
ただ「面白いから」夢中になっているだけ。
学びは、遊びの中に自然に埋まっているのです。  

■ そして一番大事なのは…大人が楽しんでいるか

ここ、本当に大切です。

子どもに「楽しいよ!」「やってごらん!」と言いながら、
大人が疲れた顔をしていたら伝わりません。

“楽しそう”の種をまけるのは、まず大人。

「勉強はつまらないもの」
「学ぶのはしんどいこと」

そんな空気の中で、やる気なんて出ませんよね。
大人であっても億劫になります。

だから私は、
まなび=楽しい
という“いい意味での洗脳”はとても大切だと思ってます。

大人が楽しそうにしているだけで、
子どもは勝手に「やってみたい!」と近づいてくるものです。

■ 最後に

楽しそうは、学びのきっかけ。
遊びは、学びの土台。
楽しさは、学びのエンジン。

子どもが「面白い!」と思った瞬間、
その子はもう学び始めています。

ここのわは、
これからも“遊び”を通して
子どもの可能性が広がる場をつくっていきます。